貧乏な叔母さんの話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/18 12:39 UTC 版)
「中国行きのスロウ・ボート」の記事における「貧乏な叔母さんの話」の解説
『新潮』1980年12月号に掲載された。 1990年9月刊行の『村上春樹全作品 1979〜1989』第3巻に収録される際、大幅な加筆修正がなされた。 著者にとっては2作目の短編小説にあたる。前作の「中国行きのスロウ・ボート」が掲載誌の編集者から書き直しを一切要求されなかったのとは対照的に、本作は担当編集者と「何度も何度も討論を重ね、薄紙を重ねるように丁寧に書き直した」という。「(注・初期の短編において)いちばん大きく書き直したのは『貧乏な叔母さんの話』だと思います」とも述べている。本短編を担当した編集者はのちに『海辺のカフカ』や『1Q84』も担当した。また、村上と安西水丸共著の『日出る国の工場』所収の「工場としての結婚式場」に「新郎・鈴木力・二六歳」として登場している。
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