象意の相違
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 14:26 UTC 版)
また、占星惑星の解釈にもかなりの相違点がある。 例えば、月が心の状態を示す点は共通だが、インドでは「心の安定」、西洋では「心の不安定」を主に表す。(在住場所・星座やアスペクトする惑星により安定か不安定かは異なる。) また土星が「制限」「支配」などの意味を持つのは共通だが、インドでは自分が支配・制限するもの(部下、奴隷など)を示すのに対し、西洋では自分を支配・制限するもの(かなり年上の上司、妻にとっての夫など)を示す。(これも月の場合と同じく状態による) また、ラーフとケートゥは、西洋占星術では、少なくともラーフ(ドラゴン・ヘッド)に関しては悪い意味を持たないが、インド占星術ではともに凶星とされる。(ラーフは自己執着と躁状態・一時的な繁栄とその反動、ケートゥは自己否定と鬱状態・一時的な没落とその反動)
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