警告とイエローカード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/06 19:01 UTC 版)
「イエローカード」の記事における「警告とイエローカード」の解説
イエローカードは前述の通り主審が警告を与えた時に示される有体物であって、警告自体ではない。当該選手やその他の選手、監督、コーチ、副審、観客などはこれにより、明確に当該選手が警告されたことを知るのである。 ただし、サッカーの話題における「イエローカード」という言葉は、「警告」と同義で扱われることがほとんどである。例えばリーグ戦など複数の試合で構成される大会では通常、各試合で受けた警告の数を累積してカウントし、一定数(大会によって異なる)に達すると出場停止処分などが科せられる。カウントされるのは「警告の数」であり、「イエローカードの数」というと規則上は正しい表現ではないものの、一般的な会話やテレビ解説などでは「○○選手は、何枚目のイエローで次節出場停止」のように言われる。 また、「同じ試合の中で2つ目の警告を受ける」と退場を命じられて「レッドカードを示される」が(競技規則第12条)、これも「2枚目のイエロー」などと言われることが多い。なお、この場合は主審が一方の手でイエローカードを示した後、もう一方の手でレッドカードを上に上げて示し、2つ目の警告による退場であることを示す。
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