警備、市中関係の状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 21:33 UTC 版)
「10.8決戦」の記事における「警備、市中関係の状況」の解説
前述のように球場内の警戒態勢は厳重で、試合終了直後は、外野フェンスに向けて平行して警備員が並ぶ光景が放映されたような状態で、当時の新聞記事の中には、試合終了後グラウンドになだれ込むファンがいなかったことを特筆しているものも複数ある。球場側の警備担当者は、「無事終わってホッとしています。試合前は胃がチクチクしていたんですよ。(ファンの乱闘などの)トラブルもなくて良かったです」と述べた。巨人側は、上記胴上げ等の後も無事に、宿舎に用意された祝勝会場に向かった。 前述のように球場周辺の繁華街では、愛知県警の警官110人が夜通しで警戒にあたったが、特段の騒動は起こらなかった。野球中継用のテレビ5台が設置された松坂屋本店には試合終了時約2000人のファンが集まっており、同店は、用意した約2500本の缶ビールと樽酒を"涙酒"としてファンにふるまった。 なお、JR東海・東海道線尾頭橋駅の翌年3月16日開業により、廃止が決まっていた臨時駅・ナゴヤ球場正門前駅は、この試合日が最終営業日であった。
※この「警備、市中関係の状況」の解説は、「10.8決戦」の解説の一部です。
「警備、市中関係の状況」を含む「10.8決戦」の記事については、「10.8決戦」の概要を参照ください。
- 警備、市中関係の状況のページへのリンク