読者層と実売率
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/23 18:14 UTC 版)
2000年代には5万部程度で推移している。 主要読者は以前より50代程度の男性が中心となっており、マニアに支えられた雑誌であることは編集部でも認識されている。それも2000年代後半においても書店売りの本誌を購入する「アナログ」な層が多く、読者の愛着により成り立っている面が強く、実売率も『AURA』取材時の業界での返本率が約4割(実売率6割)である中、8割を目指していた 。 広告収入への依存度が5割を越す専門雑誌も少なくない中、本誌は3%程度で、それらも広告代理店を通さず直接取引きの関係にある。本誌を取り上げた『AURA』でも広告効果をアピールすると実際に目に見えるレスポンスが無かった場合に瞬時に広告が引き上げられるため、却って雑誌の存続に悪影響を与える点が指摘されているが、創刊者幸二の息子である石渡長門も「広告収入に頼ろうという気持ちはまったくありません。大局に立てば広告によって報道する自由の権利が侵されることが心配される。」と回答している。なお、広告元は艦船建造に関わるメーカーの他、模型メーカー、シミュレーションゲームを制作するソフトハウスなどもある。
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