認証機関の認定規格
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/18 01:49 UTC 版)
国際規格は全世界で同一の規格を利用しており、各国にその適合を認証するための認証機関が存在するが、その認証に差異が生まれないよう、国際的なルールが定められている。 国際標準化機構(ISO)では、マネジメントシステム認証においては、国際認定フォーラム(IAF)の国際相互承認協定(MLA)、試験・検査所の認証においては、国際試験所認定会議(ILAC)の相互承認協定(MRA)の取り決めによって、相互評価され、各認定機関の認定の同等性を承認している。これらの協定に属する認定機関が各国・地域における認証機関を「マネジメントシステム認証機関の認定(ISO/IEC 17021)」等の認証機関を認定する規格により、評価することで、国際的な公平性、信頼性を担保している。 また、日本産業規格(JIS)においても、JISマーク等の認証マークを表示するには、産業標準化法により、各産業を管轄する主務大臣の登録を受けた者による認証を義務としており、その認証の基準としては、ISOと同様に認証機関を認定する規格を利用している。
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