詩人の比較
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/07 04:58 UTC 版)
この作品の主要な部分は、後半の二大悲劇作家の比較にある。また、それらを含む様々な詩人への言及は全部分に散在する。筋書きから当初はエウリピデスを求めることになっているから、彼への言及が最も多い。以下、「」は参考文献よりの引用である。 作中で比較競技の始まる寸前のコロスの歌に 「かたや気のきいた 磨きをかけたことを言い かたや言葉もろとも根こそぎに 飛びかかりざまはねちらす」 とあるのは、前者がエウリピデス、後者がアイスキュロスのことである。 ちなみに、その前 (p.82) ではアイスキュロスの文体による両者を比べた詩がある。 以下にこの作中でのそれぞれについての批評をまとめるが、いずれも作中ではアイスキュロスやエウリピデスが互いをやっつけるべく言う言葉である。
※この「詩人の比較」の解説は、「蛙 (喜劇)」の解説の一部です。
「詩人の比較」を含む「蛙 (喜劇)」の記事については、「蛙 (喜劇)」の概要を参照ください。
- 詩人の比較のページへのリンク