詩人アブー・ヌワースの事件(第287夜 - 第290夜)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 10:08 UTC 版)
「千夜一夜物語のあらすじ」の記事における「詩人アブー・ヌワースの事件(第287夜 - 第290夜)」の解説
教王アル・ラシードは、ある日宮殿内の小屋にすばらしい美女がいるのを知る。聞いてみると彼女は、教王の息子が彼に贈ろうとしていた女だったが、寵姫セット・ゾバイダの妨害で黒人宦官のもとにやられてしまったのだという。教王は詩人アブー・ヌワースに相談しようとして呼び寄せるが、アブー・ヌワースは飲み屋で美少年にひっかかって動かない。美少年に払う金を持たせて再度呼びにやると、泥酔状態であらわれた。アブー・ヌワースは教王を怒らせたり笑わせたりドタバタを演じ、教王はこれ以降もアブー・ヌワースを近くにおいて重用した。
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