証拠隠滅工作
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 05:54 UTC 版)
「栃木・妻と知人殺害事件」の記事における「証拠隠滅工作」の解説
Nは、上記の凶行(連続殺人及び死体遺棄)の後も、嫌がるAを時には小突きながら、死体を焼いて処分しろと執ように命じた。 Aはやむなく1990年7月ころ、Nの指示で埋没したCの白骨死体およびEの腐乱死体を掘り出し、自分の父(Nの祖父)の協力を得て、死体を焼却した上、破砕して再度埋没した。AがCとEの死体を掘り出したとき、Cの死体はすでにその肉を失い骨だけとなり、その骨はAが触ると人の形からバラバラに崩れていった。Eの死体はまだ肉が付いていて人の形としてつながってはいたものの、その肉は黒く腐り、腐臭を放っていた。 また、Nは、CがNに殺されたのではないかと疑うDの目をくらますために、2度にわたって栃木警察署に対しCが男と駆け落ちしたかのような偽りの家出人捜索願を提出し、E殺害の目撃者であるJが警察に行こうと言うや、「お前もお前の家族もばらばらにする」と脅迫し、殺されるかと思わせるほどの激しい暴行を加えて口を封じ、また、Eの生存を偽装するためEの印鑑登録証明書を入手してE名義の普通乗用自動車を廃車にし、さらにE名義のローンの返済を続けていた。
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