許諾処理の変遷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 10:12 UTC 版)
「LFX mudigi」の記事における「許諾処理の変遷」の解説
LFX488が開局した2000年時分は日本国内でインターネット配信の著作権処理が未整備で、ニッポン放送の番組のサイマル配信は楽曲放送時に消音した。 『ニッポン全国ヨッ!お疲れさん!』で吉田尚記がパーソナリティを担当する曜日に、一部インディーズアーティストの楽曲の使用許諾を得てLFX488とインターネットでサイマル放送した。2001年4月に前述の『お疲れさん!』を改題して開始した『ブロードバンド!ニッポン』は、LFX488とインターネットでサイマル放送する条件でレコード会社と個別に許諾を得た。 当時:同局デジタル&イベント局デジタルコンテンツ部長で現:代表取締役社長である檜原麻希は「著作権は、JASRAC間とのインタラクティブ配信のルールにしたがって処理をしていたが、これだけでは権利許諾は不十分。JASRACが管理しない、コンテンツ制作したレコード会社、演奏家等に発生する隣接権をクリアするために、「権利者との個別交渉による許諾」」作業を実施した。放送開始時点で許諾を得たレコード会社は「ソニー・ミュージックエンタテインメント」と「東芝EMI」のみであったが、やがてヒット曲の7 - 8割を網羅した。 2006年10月8日から実演家著作隣接権センターが業務を開始して全レコード会社の楽曲が使用可能になった。
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