設置と安全
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/14 16:05 UTC 版)
『大阪市公衆浴場指導要綱』では、“電気浴槽”の構造設備基準(必須設備)について、以下の通り定めている。 電気浴槽は他の浴槽と区画されたものであること。 電気浴器は、電気用品安全法に基づく型式承認を受けたものであること。 電気浴槽周辺の見やすい場所に「電気風呂」と明示し、入浴上の注意を掲示すること。 日本の製造メーカーが提示する「電気風呂入浴のコツ」は以下である。 いきなり全身入浴せず、刺激の強さを確認してからゆっくりと入浴してください。 刺激感が強い時は電極板から離れ、弱い時は近づいて快適と感じる位置でお楽しみください。(強い刺激での入浴は厳禁です) 電極板に近づいても刺激感が弱いと感じる時は、もう一方の電極板にむかって手または足をのばしてみてください。入浴姿勢により、刺激感に変化があります。 1回の入浴は3分以内で、1日2、3回が目安です。(長風呂はさけてください) また、心臓ペースメーカーを使用している者は、電気風呂を利用しないように医療機関が呼びかけられている。この他にも利用を避けるべき場合が幾つかある。 なお、2020年に推奨されている「3分以内, 1日 2,3回」を大幅に超える長時間の入浴を行っていた場合に、横紋筋融解症の発症例が報告されている。
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