観察例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/15 18:32 UTC 版)
日本では厳冬期の北海道の内陸部(旭川市など)での観察が典型的。ただしダイヤモンドダストは一般的に極めて低温でないと発生しないとされているが、2005年2月9日のつくば市の朝のような-2℃という温度でも短時間ではあるが局所的に発生が観察されている。この際の湿数はほぼ0℃であった。逆に-30℃の12月のロッキー山中の朝でも林の中のみで観察されており風の弱い局所的条件が重要である。3月の蔵王山の霧氷林の中(-10℃程度)の観察では樹高まで多量に認められている。1月のモスクワ近郊の囲まれた中庭(-10℃程度)では温度、風が安定しているため1時間以上に渡って観察された。2009年1月24日午前に熊本県で観測された(当日の阿蘇山上の最低気温は、-11.4℃であった)。
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