西鉄ED200形電気機関車とは? わかりやすく解説

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西鉄ED200形電気機関車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/03/30 09:39 UTC 版)

西鉄ED200形電気機関車(にしてつED200がたでんききかんしゃ)は、かつて西日本鉄道宮地岳線(現・貝塚線)で使用されていた直流電気機関車である。

概要

宮地岳線で使用されていた蒸気機関車を置き換える目的で、1950年(昭和25年)に2両が東京芝浦電機で製造された。自重45t・軸配置B-B、板台枠台車で、両端に機器室を置き、中央部に運転室を置く凸形車体のいわゆる「東芝戦時形」と呼ばれるスタイルである。塗装は黒一色であった。

同形機に国鉄ED37形東武ED4010形・ED4020形西武鉄道E31形京成電鉄デキ1形富山地方鉄道デキ14730形名鉄デキ600形南海ED5151形などがある。

製造後は貨物列車の牽引に使用されたが、201は1958年(昭和33年)に三井三池港務所専用鉄道に譲渡され22となり、1997年(平成9年)に三井三池炭鉱の閉山により専用鉄道が廃止されるまで使用された。202は1959年(昭和34年)に宮地岳線の貨物輸送が休止されたあとも事業用として残されたが、1978年(昭和53年)に廃車となった。

主要諸元

参考文献

関連項目

東芝製戦時標準型電気機関車に関する項目




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