西部ニューブリテン島の戦い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 19:15 UTC 版)
「ニューギニアの戦い」の記事における「西部ニューブリテン島の戦い」の解説
詳細は「ニューブリテン島の戦い」を参照 1943年12月14日、連合軍はダンピール海峡の確保を目的としてニューブリテン島西部(ダンピール海峡を挟んでフォン半島の対岸)に進攻した。連合軍はアラウエ(マーカス岬)一帯に激しい空襲を行い、翌15日未明、アメリカ軍第112騎兵連隊戦闘団(「騎兵」の名称を冠する機械化部隊)が同地に上陸した。ニューブリテン島西部は第8方面軍指揮下の第65旅団と第17師団の一部が守備についており、上陸軍に対して激しく反撃した。しかし、12月26日にアメリカ海兵隊第1海兵師団がニューブリテン島西端のグロスター岬にも上陸したため、西部ニューブリテン島の日本軍は島の東に向かって退却を開始した。これによりダンピール海峡は突破されビスマーク海は連合軍の制圧下となり、ラバウルからのニューギニア方面への補給は絶望的となった。
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