西欧情勢とガーター勲章
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 01:20 UTC 版)
「金羊毛騎士団」の記事における「西欧情勢とガーター勲章」の解説
百年戦争では、ブルゴーニュ公国はイングランドと組み、ブルゴーニュ派と王太子を擁するアルマニャック派とで対立していた。善良公の姉妹も、ヘンリー6世の叔父に嫁ぎ、善良公もイングランドと姻戚関係にあるポルトガル王女イザベルと再再婚する。しかし前節の経緯から、イングランドとの関係も円満ではなく、1429年にジャンヌ・ダルクが登場して戦局が急変すると、1431年にブルゴーニュはフランスと休戦する。 百年戦争の最初期、1348年(または1344年)にイングランドではガーター騎士団が結成された。『アーサー王伝説』に由来し、対仏戦争の士気を高揚させる目的があった。同勲章は1400年に初めて外国人に授与され、外交上の意義を持つようになる。1422年にはフィリップ善良公へも授与が打診されたが辞退している。
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