西宮車庫
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座標: 北緯34度44分52秒 東経135度21分47秒 / 北緯34.74778度 東経135.36306度
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西宮車庫(にしのみやしゃこ)は、兵庫県西宮市にある阪急電鉄の車庫。
概要
西宮北口駅の東側にあり、神戸線(神戸本線、今津線、甲陽線、伊丹線)の車両が所属する車庫である。阪急神戸線の開業に合わせて、1920年(大正9年)に開設された。
かつては、車庫の東側に西宮工場が設置されており、神戸線・宝塚線所属車両の全般検査を請け負っていた。しかし、本線の連結両数の増加による敷地の狭隘化により、車両収容場所の拡張が必要であった事と、1500Vへの昇圧により工場が集約化可能になったことから、1968年(昭和43年)に正雀工場に集約され、工場部分は留置線の拡張用地に使用された。
阪神・淡路大震災後、敷地の北側の一部を道路拡幅のために供出し、やや面積が狭くなった。
所属車両
車庫内での事故
2011年11月11日午前6時40分頃、車庫内で、営業前の列車(8両編成)が分岐ポイントに乗り上げ、先頭車両が脱線した。けが人はなかったが、この列車など7本が運休、116本が最大で14分遅れた。約8万9千人に影響が出た。 阪急電鉄によると、運転士が出庫のための試験運転で列車を動かしている際、赤信号になっていた分岐ポイントに進入。ポイントを無理やり押し出す形で進んだが、後退の際にポイントに乗り上げ、台車の一部が脱輪した。車両には、自動列車停止装置(ATS)が設置されていたが、試験中は解除することになっており、作動しなかった。
関連項目
西宮工場(阪神製造所)
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1939年に新設。当初から特殊鋼主体の工場である。1962年からはステンレス鋼板の生産を始め、まもなくステンレス専門の工場となった。1981年に電気炉が廃止され、千葉製鉄所から供給されるステンレスの圧延を担当する工場に変わった。1979年に葺合工場と組織上統合されて「阪神製造所」となるが、1994年3月に同組織は廃止され、代わって千葉製鉄所に編入され同製鉄所西宮地区とされた。
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