西グータ攻撃
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 01:18 UTC 版)
二回目の攻撃は8月21日午前5:00に西グータで行われた。モダミヤ情報局に務めていた目撃者によると、彼は8月21日の早朝にモダミヤの2つの地区に7つのロケットが落ちたのを目撃したと述べている。彼の証言によると4つのロケットがラウダモスクの隣に落ち、3つがカウエ通りとゼイトウネ通りの間に落ちた。また、ロケットは全て同じタイプだった。彼が居た場所はラウダモスクから500メートルほど離れている。西グータの攻撃では化学弾頭は見つからなかったが、ロケットのうちの一つは122 mm GRAD 無誘導地対地ロケットと同じ型のエンジンであり、このロケットは破片榴弾、白リン弾、サリンを含む化学弾頭を搭載することができる(p5)。西グータで取得された13の環境サンプルからは、サリンは検出されなかった。しかし、その3つからはその"分解物もしくは副生成物"が検出された(pp43–45)。
※この「西グータ攻撃」の解説は、「グータ化学攻撃」の解説の一部です。
「西グータ攻撃」を含む「グータ化学攻撃」の記事については、「グータ化学攻撃」の概要を参照ください。
- 西グータ攻撃のページへのリンク