被爆者との対面
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 09:49 UTC 版)
「バラク・オバマの広島訪問」の記事における「被爆者との対面」の解説
オバマは原爆死没者慰霊碑前に献花をし、演説を終えると2名の被爆者のもとへ行き、握手をしながら通訳を交えて会話した。日本原水爆被害者団体協議会(被団協)代表委員の坪井直は、オバマに「大統領退任後も広島に来てください。核兵器のない世界に向けて、あなたとともに頑張ろうと思う」と訴えた。自らも被爆者で被爆したアメリカ兵捕虜の研究をしている森重昭は、「広島に来られて本当によかった」とオバマの訪問を歓迎し、熱い抱擁を交わした。オバマと森の抱擁写真は、ロイターから配信され、日米の多くの紙面のトップを飾った。 27日の対面後に広島市内で行われた記者会見にて、被団協代表委員の坪井はオバマに原爆投下について「米国を責めていないし、憎んでもいないと伝えた」、「これからが大事だ。『時々広島に来て』と言ったら、(オバマ氏の)握手が強くなった」、「(核廃絶への)一歩として評価したい」と述べている。
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