袋の形状
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 08:24 UTC 版)
ボトムシール袋 - チューブ状のフィルムを指定寸法に溶着した後切断した単純な構造のもの、ゴミ袋や米袋が代表的用途である。 サイドシール袋 - プラスチックフィルムを半切し指定寸法に溶着切断したもの、代表的用途はダイレクトメール用の封筒や衣類の包装によく用いられる。 三方シール袋 - 三辺がシールされている袋のこと。袋の四辺のうち一辺が余ることになるが、ここは袋の口として開いている場合もあれば、半折されて閉じている場合もある。 四方シール袋 - 四辺がシールされている袋のこと。シンプルな形状である。 ピロー袋 - 円筒型の胴への背貼りと上下のシールがされた袋。 真空成型袋 - 真空成型技術により作られた全く継ぎ目の無い袋である。一般用途に用いられる事は殆ど無く、専ら特殊工業用途に用いられる。 円形シール袋 - 専ら工業用途の(ドラム缶の内張り等)の特殊な袋形状である。チューブ状の胴体部と円形の底部をヒートシールすることで袋を形成している。 ガゼット袋(Gusset) - ガゼットは脇の下などのまちのこと。横ガゼットタイプと底ガゼットタイプが存在する。底ガゼットタイプはさらに亜種として舟底タイプのものも存在する。これらは袋の両サイド又は底がV字型に畳まれている。前者は煎茶の包装として後者は食パンの用の包装として良く見かける。 スタンディングパウチ - 袋の底が立体的に確保されており、自立可能な袋。ミートソースなど一部のレトルト食品や、詰め替え用シャンプーのパッケージなどでよく見られる。
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