衆議院選挙票水増し問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/26 02:49 UTC 版)
「奥山恵美子」の記事における「衆議院選挙票水増し問題」の解説
2014年の第47回衆議院議員総選挙・最高裁判所裁判官国民審査において、宮城県第1区の青葉区選挙管理委員会が集計ミスを隠蔽するために投票数の水増しを行っていたことが発覚。奥山は職員の聞き取り調査を実施したが、水増しを指示した人間が名乗り出なかったため、2015年1月19日に刑事告発した。 刑事告発に関し、仙台市議会からは内部調査の甘さを批判する声が挙がった。また、調査のための第三者委員会設置を求める声が挙がったが、「公職選挙法に違反する可能性がある」として設置に否定的な立場をとり、再発防止を話し合うための第三者委員会の設置に留めた。 2015年度には法令遵守を徹底させるため、コンプライアンス推進担当課長ポストを新設すると同時に各部局に週1回の朝礼を義務付けた。5月18日には、水増しに関与した事務局長、選挙課長、選挙係長の3人を懲戒免職する方針と、自身と副市長の給与をそれぞれ20%・10%減給する方針を決定したが、仙台市議会からは香川県高松市で発生した参議院選白票水増し事件での高松市長の減給処分が全額返上だったことを引き合いに「処分が軽いのではないか」と批判を受けた。
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