蜃とは? わかりやすく解説

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読み方:オオハマグリ(oohamaguri)

想像上の動物


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/04 21:16 UTC 版)

(しん)とは、蜃気楼を作り出すといわれる伝説の生物。古代の中国日本で伝承されており、の類とする説とその傍らに巨大なハマグリとする説がある。蜃気楼の名は「蜃(みずち)」が「気」を吐いて「楼」閣を出現させると考えられたことに由来する[1]。霊獣の類とされることもある[2]。漢字の「蜃」は「おおはまぐり」とも「みずち」とも読み、源字「辰」には両方の用途がある。そもそも「辰」は「2枚貝が殻から足を出している様子」を表し、おおはまぐり等を指したが、龍の意味にも転用されたことから、「蜃」に改めたものの両方の意味はそのまま残った。


  1. ^ a b 村松 1990年、113頁。
  2. ^ 日光観光協会 編「東照宮の霊獣たち」『日光パーフェクトガイド』(初版)下野新聞社、1998年、60-63頁。ISBN 978-4-88286-085-3http://www.nikko-jp.org/perfect/toshogu/reijyu.html2009年3月19日閲覧 
  3. ^ 實吉達郎 『中国の鬼神 天地神人鬼』2005年 新紀元社 376頁より
  4. ^ a b 笹間 1994年、179-180頁。
  5. ^ a b 寺島 1712年、11-12頁
  6. ^ a b c d 李時珍 1596年、『本草綱目』 "蜃"
  7. ^ a b c d e 日野 1926年、120–124頁; 日野 2006年、245頁。
  8. ^ 寺島 1712年、90頁。
  9. ^ 稲田篤信、田中直日 編『鳥山石燕 画図百鬼夜行』高田衛監修、国書刊行会、1992年、188-189頁。ISBN 978-4-336-03386-4 


「蜃」の続きの解説一覧

蜃(巴)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 23:50 UTC 版)

月が導く異世界道中」の記事における「蜃(巴)」の解説

真の従者参照

※この「蜃(巴)」の解説は、「月が導く異世界道中」の解説の一部です。
「蜃(巴)」を含む「月が導く異世界道中」の記事については、「月が導く異世界道中」の概要を参照ください。

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出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 05:54 UTC 版)

発音(?)

熟語


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