薬事法違反の恐れ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/22 06:24 UTC 版)
「二重マル健康テレビ」の記事における「薬事法違反の恐れ」の解説
本番組は健康番組に名を借りた『緑効青汁』のテレビショッピングであり、販売元のアサヒ緑健はこうしたやり方で売り上げを伸ばし、2000年には年商60億円となるなど業績を伸ばした。同社設立から3年半後の2001年4月、厚生労働省が、放送内容が『薬事法に違反しているおそれがある』として、同社に番組の放送を中止するよう通告した。通告を受けた同社は事態を重く見て、全国各地のテレビ局(地方民放各社、BSデジタル3社、朝日ニュースター)に対し、すでに各局に納品していた本番組のストック分素材の放送を中止するよう要請。2001年春を最後に各局において放送を打ち切った。 ちなみに千葉テレビ放送(CTC)では、薬事法抵触の発覚後、残りの放送分が同じ日に連続して放送されたが、この番組は前述の同社からの広告料収入が大きく、残りの放送分の収入がなくなることを恐れて駆け込み放送をしたとみられている。一方で放送開始前から各局の考査部から本番組は法令上問題があるのではないかとの指摘があったとする報道もある。本番組の放送中止から数ヶ月間、アサヒ緑健は自社企画によるテレビ番組の制作とCM放映、番組提供を自粛していたが、その後『緑効青汁』のテレビCMを中心に再開。現在は「人生の切符」「健康の達人」などの番組を制作・放映している。 「アサヒ緑健#薬事法違反問題とその後」も参照
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