蓋井島「山ノ神」の森
名称: | 蓋井島「山ノ神」の森 |
ふりがな: | ふたおいじまやまのかみのもり |
種別: | 信仰に用いられるもの |
員数: | 4カ所 |
指定年月日: | 1960.10.11(昭和35.10.11) |
所有者: | 個人 |
所有者住所: | 山口県 |
管理団体名: | 下関市 |
備考: | |
解説文: | 蓋井島の戸数は、昭和35年現在で39戸であったが、明治初年までは20戸を越すことがなかったといわれている。これらの家々が4つの組に分かれ、各組がそれぞれの森を中心に昔ながらの神事を今に伝承してきている。 この森を島民は「ヤマ」と呼び平素は立入ることも枯枝を拾うことも、まして枝を切ることも堅く禁じてきた。それは、ここに神霊が宿ると信じてきたからである。この森自体が我が国の古い信仰形態を具体的に伝えており、人工の「やま」以前の自然の「やま」の姿を如実に示すものとして重要である。 なお、この森で行われる行事も、昭和34年3月に記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財に選択されている。 |
信仰に用いられるもの: | 美保神社奉納鳴物 能生白山神社の海上信仰資料 荒川神社奉納模型和船および船絵馬 蓋井島「山ノ神」の森 諸手船 豊島長崎の富士塚 豊松の信仰用具 |
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