著者姓・発行年方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/15 19:08 UTC 版)
「参照 (書誌学)」の記事における「著者姓・発行年方式」の解説
本節以下はすべて、記事末尾に書誌節を設けて書誌情報を集約し、本文には文献符号を置く方式である。文献符号として何を置くかで、著者姓・発行年方式、著者姓・ページ方式、アルファベット番号方式、参照順方式の4種類に分類される。 著者姓・発行年方式 (author-date system) は、文献符号として、著者姓と発行年を用いる。文献符号の直後に該当箇所として、ページ番号や章節名を付すこともできる。同一著者による同年発行の文献がある場合、発行日の昇順で発行年の末尾にabcを付す。 書誌節では、文献は著者姓名と発行日の昇順で並べられる。書誌要素は、APAでは著者姓、名、発行年月日の順に記載される。これは、著者姓と発行年を文献符号とするためである。この方式を採用する投稿規定としては、社会学評論などが挙げられる。 詳細は「ハーバード方式」を参照 括弧内に文献符号として著者姓と発行年、そして該当箇所が示される。 犬も歩けば棒に当たる(佐藤・Smith 2010: 77)。 参考文献 佐藤一郎・Smith, Bob(2010年7月7日)「はじめの一歩」『甲子論集』渡辺出版、12(3): 67-78、ISBN 978-0-9999-0000-0。 本文に著者姓を織り込む場合、「佐藤・Smith(2010: 77)によれば、犬も歩けば棒に当たる」とする。 この方式を採用する投稿規定としては、APAが挙げられる。
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