著作の日本語翻訳状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 05:02 UTC 版)
「ジョゼフ・ド・メーストル」の記事における「著作の日本語翻訳状況」の解説
現在までに日本語訳されているのは、1885年に博聞社から刊行された『主権原論』(陸実訳、『主権についての研究』の訳)と、1948年に中央出版社(現在はサンパウロ、聖パウロ修道会が運営するカトリック出版社)から刊行された、『サン・ペテルスブルクの夜話(仏蘭西カトリック思想家選2)』(岳野慶作訳、『サンクト・ペテルブルク対話篇』の邦訳)のみと思われる。なお、『主権原論』については1968年にみすず書房から刊行された『陸羯南全集』の第1巻に収録されている。 メーストルの主要な作品は英語では全訳も数多く出版されているようであるが、あまり有名でないものとなると抄訳であったり、訳されていなかったりする場合が多い。フランス語ではメーストル全集が出ており、その序文は前述したようにシオランが筆を取っている(ちなみに1994年、ケンブリッジ大学出版の英訳『Considerations on France』(リシャール・ルブラン訳)の序文はバーリンが書いている)。
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