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菊池勇夫 (日本史学者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/16 14:44 UTC 版)

菊池 勇夫
人物情報
生誕 1950年????
日本 青森県
出身校 立教大学
学問
研究分野 日本史(日本近世史)
研究機関 宮城学院女子大学、一関市博物館
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菊池 勇夫(きくち いさお、1950年 - )は、日本の歴史学者宮城学院女子大学教授。日本近世史専攻。

経歴

1950年、青森県生まれ。立教大学文学部史学科で学び、1973年に卒業。同大学院文学研究科に進学し、1980年に博士課程を単位取得退学

1986年、宮城学院女子大学助教授に就いた。1992年、学芸学部教授に昇格。専門は日本近世史で、東北北海道地方を中心に、北方史、飢饉史、生活文化史を研究テーマとしている。2019年、一関市博物館館長に就任した[1]

著作

単著

  • 幕藩体制蝦夷地雄山閣出版 1984
  • 『北方史のなかの近世日本』校倉書房・歴史科学叢書 1991
  • アイヌ民族と日本人 東アジアのなかの蝦夷地』朝日選書 1994
    • 復刊 吉川弘文館 2023年[2] 
  • 『飢饉の社会史』校倉書房 1994
  • 『近世の飢饉』吉川弘文館・日本歴史叢書 1997
  • エトロフ島 つくられた国境』吉川弘文館・歴史文化ライブラリー 1999
    • POD版 2017[3] 
  • 『飢饉 飢えと食の日本史』集英社新書 2000
  • 『飢饉から読む近世社会』校倉書房 2003
  • 菅江真澄』吉川弘文館・人物叢書 2007[4]
  • 安藤昌益と飢饉 天災は人災なり』安藤昌益と千住宿の関係を調べる会・昌益文庫 2008
  • 仙台藩と飢饉』大崎八幡宮仙台・江戸学実行委員会 2008
  • 十八世紀末のアイヌ蜂起 クナシリ・メナシの戦い』サッポロ堂書店 2010
  • 『菅江真澄が見たアイヌ文化』御茶の水書房神奈川大学評論ブックレット 2010[5] 
  • 『東北から考える近世史 環境・災害・食料、そして東北史像』清文堂出版 2012 
  • 『アイヌと松前の政治文化論 境界と民族』校倉書房、2013 
  • 五稜郭の戦い 蝦夷地の終焉』吉川弘文館・歴史文化ライブラリー 2015[6]
  • 『近世北日本の生活世界 北に向かう人々』清文堂出版 2016
  • 義経伝説の近世的展開 その批判的検討』サッポロ堂書店 2016
  • 『非常非命の歴史学 東北大飢饉再考』校倉書房 2017
  • 『探究の人菅江真澄』無明舎出版 2017
  • 『飢えと食の日本史』吉川弘文館・読みなおす日本史 2019[7]
  • 『江戸時代の災害・飢饉・疫病-列島社会と地域社会のなかで』吉川弘文館 2023[8]
  • 『近世の気象災害と危機対応-凶作・飢饉・地域社会』吉川弘文館 2023[9]

共編著

  • 植木の里 東京駒込巣鴨』(生活学選書) 川添登共著 ドメス出版 1986
  • 『蝦夷島と北方世界(日本の時代史)』編 吉川弘文館 2003[10]
  • 『列島史の南と北』真栄平房昭共編 吉川弘文館 2006 近世地域史フォーラム[11]
  • 『〈江戸〉の人と身分 5 覚醒する地域意識』若尾政希共編 吉川弘文館 2010[12]
  • 『講座東北の歴史 第4巻 交流と環境』斎藤善之共編 清文堂出版 2012
  • 『アイヌ文化史辞典』関根達人・手塚薫・北原モコットゥナㇱ共編 吉川弘文館 2022[13] 

脚注

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