荒川聡子 (珍スポット愛好家)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 荒川聡子 (珍スポット愛好家)の意味・解説 

荒川聡子 (珍スポット愛好家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/07 23:40 UTC 版)

あらかわ さとこ
荒川 聡子
生誕 1962年
日本大阪府
死没 2011年4月20日(享年48)
住居 東京都武蔵野市
出身校 東京大学薬学部
職業 珍スポット動物園廃墟デカ盛り愛好家
フリーライター
薬剤師

荒川 聡子(あらかわ さとこ、1962年 - 2011年4月20日)は、珍スポット動物園廃墟デカ盛り・性神愛好家、フリーライターツーリングマガジンアウトライダー』元東京都武蔵野通信局通信員[注釈 1]

略歴

1962年大阪府に生まれる。1985年東京大学薬学部卒業。卒業後は大学の研究室にしばらく勤務していたが、その後は職場を転々と変えながら薬剤師として働く。

後にオートバイツーリングの際に発見した日本各地の面白スポットや動物園、食べ物などについてのレポートを2000年頃から自身の公式サイト『動物園・B級スポット大好き! 〜ARAKAWA'S HOMEPAGE〜』で公開すると共に、ツーリング系オートバイ雑誌にも寄稿するようになった。その取材範囲は珍スポットに限らず、廃墟や廃線及び戦争遺跡、宗教施設、極端な大盛り料理店(通称デカ盛り)、希少な食材店など多岐に亘っていた。その膨大な情報量と巧みな文才で公式サイトは人気を博し、次第と日本の珍スポット文化の第一人者とみなされるようになった。また珍スポットを紹介する雑誌『ワンダーJAPAN』では、2005年の創刊時から「B級ツーリング日記」を連載し、ツッコミを入れながらの軽妙なB級スポット(珍スポット)紹介で人気コーナーになっていた。またMONDO TVで放送されている同雑誌がベースとなった情報番組『日本の<<異空間>>探検番組 ワンダーJAPAN TV』にも出演していた(#9・#10に出演)。

しかし、2011年4月15日に職場で勤務中にくも膜下出血で倒れ、意識が戻らないまま4月20日死去(享年48)。あまりに突然の訃報に、ネット上では驚きと悲しみの声が多数上がり[注釈 2][注釈 3]、後に上記の連載を請け負っていたワンダーJAPAN第18号にて詳細が記された[1]。なおワンダーJAPANでは故人を偲び、第17号以降でも製作者一覧に「Special Thanks 荒川聡子(「動物園、B級スポット大好き!」・故人)」の署名が必ず入っている。

同姓同名のフィトテラピストとは別人。

人物・エピソード

著書

連載

主な執筆・寄稿雑誌

など

テレビ出演

  • 『日本の<<異空間>>探検番組 ワンダーJAPAN TV』#9(初回放送・2010年9月29日 MONDO TV
  • 『日本の<<異空間>>探検番組 ワンダーJAPAN TV』#10(初回放送・2010年10月13日 MONDO TV)

※「ワンダーJAPAN編集長が聞く 関口道場」のコーナーに出演した。

脚注

注釈

  1. ^ 2009年度まで[要出典]
  2. ^ 公式HPの更新が滞ったことを心配する声がYahoo知恵袋等に投稿されたりしている。
  3. ^ 最初に荒川の訃報を伝えたのは公式サイトとリンクされていた友人のサイト上であった。

出典

  1. ^ ワンダーJAPAN』vol.18(2011年6月)の訃報記事より

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「荒川聡子 (珍スポット愛好家)」の関連用語

荒川聡子 (珍スポット愛好家)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



荒川聡子 (珍スポット愛好家)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの荒川聡子 (珍スポット愛好家) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS