草地酪農
牛に与える飼料の大半を草地で生産している酪農のかたちを、一般的に草地酪農といいます。 草地から何割以上の飼料を調達している酪農経営を草地酪農というかについては、特に規定はありませんが、一応の目安として、80%以上を草地で生産していれば、草地酪農とみなされています。 草地の利用形態については、放牧と採草のいづれかは問いません。 最近、牛にもやさしいという理由や環境保全の点からも、放牧が見直されはじめてきました。 牛は、草食動物です。草を乳に変えることが乳牛の大きな特徴です。この原点に戻ろうという働きが、酪農家の間に広がってきているのです。 |
<ミルククラブ情報誌'97 SPRING vol.23より> |
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