荃湾地区
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 09:01 UTC 版)
詳細は「荃湾」を参照 ニュータウン内で最も人口の多い地区である。象鼻山路の南、青荃路の北、海興路の東、徳士古道の西のエリアを指す。正式名称は「荃湾中区」。主な道路として、東西方向には青山公路(荃湾段)、沙咀道、楊屋道、南北方向には徳士古道、衆安街、大河道、大涌道、そのほかに関門口街、川龍街、荃湾街市街、海壩街、兆和街がある。 地区内の商業施設は、ニュータウンとともに開発されたものと昔からの市場が混在している。荃湾駅付近の大河道や青山公路には新しいものが多く、一方で路徳囲周辺には古くからの商店や中規模の商業施設が多い。代表的なものに、南豊中心、荃豊中心、荃錦中心、緑楊ガレリア、富華中心、グランドシティプラザ、ディスカバリーパークがある。また、荃湾西駅周辺では沿楊屋道沿いが栄えており、荃湾プラザ、シティウォーク、ニーナタワー、スカイラインプラザなど大型のショッピングモールが並ぶ。衆安街一帯は古くからの繁華街となっており、衆安街、荃湾街市街、沙咀道沿いには多くの宝石店が並んでいる。そのため、周辺に開発されたカラー荃湾、大鴻輝(荃湾)中心、パンダプレイスとともに「荃湾珠宝金飾坊」と呼ばれる。 区内には、荃湾街市、香車街街市、楊屋道街市の3つの公共市場があるほか、路徳囲、香車街熟食中心、沙咀道、三陂坊、四陂坊、大壩街には多くのレストランが並ぶ。区内の公共施設としては、荃湾政府庁舎、荃湾公共図書館、荃湾裁判所、荃湾区役所、荃湾公園、荃湾体育館、仁済病院がある。 荃湾には、港鉄荃湾線の荃湾駅と西鉄線の荃湾西駅の2つの主要駅がある。両駅のまわりにはそれぞれ大規模な歩行者専用道のネットワークが形成されており、2013年に大河道と青山公路が結ばれたことで、2つのネットワークがつながることとなり、現在では香港最長の歩行者専用道として知られている。
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