英語の造語法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/26 04:30 UTC 版)
英語はかつては屈折により単語を生成していたが、現在では接辞や孤立語的な単語の連結を用いて造語することが一般的である。 たとえば、名詞 food(食物)/blood(血)から動詞 feed(食わせる)/bleed(出血する)を派生するのは屈折による方法であり、古くは広く用いられたが、現代ではこの造語法は用いられない。一方、形容詞から名詞を作る接尾辞-nessや副詞を作る接尾辞-lyは現代でも広く用いられる。 また understand や forgive などのように、動詞に接頭辞をつけて意味の異なる動詞にする派生法も、古くは広く用いられた(ラテン語やドイツ語にも多い)が、今ではこれに代わり動詞と副詞・前置詞を組み合わせて用いる群動詞(単語ではない)が用いられることが多い。
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