英国、北米、西インドの三角貿易
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/18 13:42 UTC 版)
「三角貿易」の記事における「英国、北米、西インドの三角貿易」の解説
17世紀後半から18世紀後半にかけて、アメリカ独立戦争以前のイギリス本国、北米大陸の英領13植民地と、英領西インド諸島における貿易も三角貿易の一類型である。 これは、カリブ海沿岸地域の農場主・奴隷のための食糧として北米植民地から農産物や魚(特に塩たら)を西インド諸島へ、西インドからの砂糖や糖蜜はイギリス本国・北米へ、そして、イギリスからは工業製品が北米や西インドへという貿易パターンである。また、イギリス船に南ヨーロッパ向けのニューファンドランド沖産の塩たら、ボストン港からのとうもろこしを積み込むケースもあった。
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