花山車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 03:21 UTC 版)
真鶴の山車は花山車と言って、万燈型の手指し山車である。この花山車は大昔の大真榊に注連を懸けたものから進化装飾されたものと考えられている。花山車の担ぎ手は、いとも簡単に花山車を担ぎ上げ、上下左右に豪快に振るが、高さ約3m、重さは60kg以上にもなり、しかも重心が高くバランスを取るのが難しく、この花山車を振るには、相当な腕力が必要なことは言うまでもない。花山車は、過去には石船等の関係者が担当してきた歴史があり、日常の仕事を通じて養われた腕力を、祭りを機会に披露する一種の「力くらべ」ともみられる。常に鹿島連に先行して、脇持ち、拍子木打ち、交代人等を従えて行列を作り、振りながら町内を巡幸する。
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