芯について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/27 09:33 UTC 版)
直径2mmの芯を利用するものが一般的だが、2.5mm、2.8mm、3mm、3.1mm、3.15mm、3.2mm、3.4mm、3.5mm、3.8mm、4mm、4.5mm、5mm、5.5mm、5.6mm等の太い芯を利用するものも存在する。 2mm芯を利用するものは製図、デザイン画などに用いられ、3mm以上のものはデッサンなどに用いられる事が多いが、鉛筆のように何本も持ち歩かなくて済むというメリットがあることから、一般用筆記具として愛用する人も多い。 シャープペンシルなどと異なり、芯径が太いこともあり、筆圧が高い人や弱視の人が使う場合も多い。 チャックで芯をホールドするドロップ式だけでなく、シャープペンシルのようなノック式や回転繰り出し式といった機構も存在する。 シャープペンシルとの定義の違いは曖昧であるが、「2mm以上の芯を利用するもの」「ドロップ式である物」のいずれかに該当すれば芯ホルダーと呼ばれる事が多い。 芯の先を尖らせたい場合は、カッターナイフややすり、あるいは専用の芯研器を用いる。小型の芯研器を軸尾のキャップに内蔵している芯ホルダーもある。 鉛筆やシャープペンシルと同じく硬度表記は、 10H 9H 8H 7H 6H 5H 4H 3H 2H H F HB B 2B 3B 4B 5B 6B 7B 8B 9B 10B 硬 → 並 → 軟 がある。 色鉛筆のように色のついた芯がある。その色は、 ■赤、□白、■青、■黄色、■緑、■茶色、■オレンジ、■ピンク、■紫、■水色、■黄緑、■黒、■灰色、■薄橙 などがある。また、灰色、薄橙などは、存在しないことが多い。
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