興奮性神経ステロイド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 09:21 UTC 版)
「神経ステロイド」の記事における「興奮性神経ステロイド」の解説
これらの神経ステロイドは、神経伝達において興奮(英語版)作用を有する。GABAA受容体の強力な陰性アロステリック調節因子、NMDA受容体の弱い陽性アロステリック調節因子、および/またはσ1受容体の作動薬として作用し、主に抗うつ作用、不安神経症、認知・記憶増強作用、痙攣作用、神経保護作用(英語版)、神経原性作用等の作用がある。 主な例としては、プレグナン類の硫酸プレグネノロン(英語版)(PS)、エピプレグナノロン(英語版)、イソプレグナノロン(英語版)、アンドロスタン類のデヒドロエピアンドロステロン(DHEA)、硫酸デヒドロエピアンドロステロン(英語版)(DHEA-S)、コレスタン類の24(S)-ヒドロキシコレステロール(英語版)(NMDA受容体選択性、非常に強力)等がある。
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