自転車の購入者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 14:59 UTC 版)
「京都小学生殺害事件」の記事における「自転車の購入者」の解説
捜査本部は、校庭や公園に残された遺留品の調査を開始した。醍醐辰巳公園に遺留されていた、Aの血痕の付いた自転車について調べたところ、12月3日に、事件現場から約20キロも離れた大阪府枚方市の自転車販売店で、男の客が購入したものであることが判明。しかし、防犯登録用紙に男が書いた京都府宇治市の住所は、宇治市内のレンタルビデオ店のもので、この住所に該当の男はおらず、盗難届も出されていなかった。 男はこの日、店を訪れると自分から「防犯登録をするんですか」と質問。女性店員が「はい、警察からも言われていますので」と答えると、一旦購入を断って店を出た。しかし約30分後に再び来店し、27インチの自転車を購入。防犯登録には偽名を記載した。また、年齢を「21歳」と記入しており、年齢相応の見た目であったとの証言も得られた。 この際に男が防犯登録用紙に書いた名前は「山室学」であり、後にOの家を家宅捜索した際、この偽名を記したメモが発見されたことが、逮捕状の請求に繫がっている。また、Oはこのときに住所を記したレンタルビデオ店の会員であり、ホラー映画のビデオをよく借りていた。
※この「自転車の購入者」の解説は、「京都小学生殺害事件」の解説の一部です。
「自転車の購入者」を含む「京都小学生殺害事件」の記事については、「京都小学生殺害事件」の概要を参照ください。
- 自転車の購入者のページへのリンク