自走荷役対応車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/18 07:02 UTC 版)
「国鉄ワキ10000形貨車」の記事における「自走荷役対応車」の解説
「カートレイン北海道」の廃止後、JR北海道が1997年(平成9年)から運行した「カートレインくしろ」に使用中の車両について、対応車種拡大のため再改造を施した車両である。1998年(平成10年)に苗穂工場で6両が改造された。 車両寸法の大きい RV を積載可能とするため、積卸方式を自走式に変更している。編成の端から乗用車を乗り入れ、連結された車両間を走行させて所定の位置に積付けするもので、車運車ク5000形と同一の荷役方式である。 妻面に出入口となるシャッター付の開口部を設け、床面には乗用車走行用の鋼板製車輪ガイド・隣車への通り抜けに用いるアルミ合金製の渡り板を追設した。車内側面には運転者用の通路も設けている。これら追加改造のため、1両あたりの積載能力は2台に減少している。 改造施工車は次のとおり。ワキ10153, ワキ10157, ワキ10162, ワキ10163, ワキ10164, ワキ10188
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