自宅に独居房
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 06:55 UTC 版)
奥崎は兵庫区の自宅の屋上に「独居房」を建設するアイデアを思い付いた。原もまたこのアイデアを気に入り、ラストシーンに使うことも想定した。独居房設計図の作成のために、神戸拘置所に頼み本物の独居房の寸法をはからせてもらう目的で一行は同拘置所へ向かったものの、数人の警備官と押し問答となる。奥崎は警備官らに向かって「何か出来たらやってみろ!人間の面、一人もしとらんじゃないか!天皇裕仁と同じだ、ロボットと同じだ、貴様ら。悔しかったらやってみろ!人間なら腹立ててみろ!」などと叫んだが、その後の奥崎は原に向かい「どうでしたか?私の演技は」と尋ねた後、その日は原らスタッフを自宅に泊めたため、寝不足で相当疲れがたまり、イライラをぶつけるには、彼らはちょうどいい相手ですから、などというのを聞き、原はその場に相応しくない当日の奥崎の警備官に対する発言を思い出し、それが「演技」なのだと初めて知る。その後は、この過剰な「演技」に度々悩ませられる羽目になる。
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