脆弱性や不具合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/01 02:01 UTC 版)
Windows Vistaより前のWindowsではパスワード文字数が短い場合、LMハッシュを記録してしまうことにより、レインボーテーブル等の技術で容易にクラックされてしまう脆弱性がある。これはレジストリの設定を変更するか、パスワードを長くするしかない。 Windows XP等ではインターネット一時ファイル内の隠しフォルダ「Content.IE5」内の画像等のキャッシュデータのファイル名や拡張子が長すぎる場合にログオン時にエラーが発生しログオンできなくなるという不具合がある。何らかのWebページに脆弱性を突いたスクリプトが含まれていた、キャッシュしたデータの名前が長すぎるなどの原因があるが、発生した場合は通常の方法ではログオンできなくなるためセーフモードで起動してシステムの復元を行うなどの修復を試みるしかない。 Winlogonの脆弱性を突いてCPU使用率が異常に高くしてしまう悪質なスパイウェアが存在し、何をしなくてもCPU使用率が変動する場合、そのスパイウェアに感染した可能性がある。
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