脆弱性の対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/08 00:46 UTC 版)
「Coffee Lakeマイクロアーキテクチャ」の記事における「脆弱性の対応」の解説
IntelはMeltdown、Spectreなどの脆弱性に対し、マイクロコードやソフトウェアの変更による緩和を進めたが一部のワークロードでは大きな性能低下を引き起こすため、ハードウェアレベルでの防御ができるようWhiskey Lake以降のCPUに変更を加えた。2019年にはCascade Lakeで更なる対応が進むなど対策を進めている。 公称Variant概要Cascade LakeIce Lake Whiskey Lakeの一部、Coffee Lake Refreshの一部 Comet Lake Whiskey LakeCoffee Lake Refresh Coffee LakeAmber Lake 及びそれ以前のCPU Spectre 1 条件付き分岐における境界チェックの回避 OS/VMM 2 分岐先のインジェクション ハードウェア + OS ファームウェア + OS Meltdown 3 不正なデータキャッシュの読み込み ハードウェア ファームウェア 3a 不正なシステムレジスタの参照 ハードウェア ファームウェア 4 書込み前メモリの参照 ハードウェア + OS ファームウェア + OS Foreshadow(L1TF) L1データキャッシュ情報が漏えいする脆弱性 ハードウェア ファームウェア
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