背景・類話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/23 14:33 UTC 版)
「エンドウ豆の上に寝たお姫さま」の記事における「背景・類話」の解説
本作品について、アンデルセンは『子どものための童話集 第三冊』(1837年)の序文において「子どもの頃に聞いた物語を元に作った」旨を述べている。また、『童話と物語 第二集』(1863年)の自註において「子どもの頃、糸紡ぎ部屋の中やホップ摘みのときに聞かされたもの」と述べている。実際には『長靴をはいた猫』と同様の内容である、スウェーデンの民話に最も類似している。この民話では、猫(犬のバージョンも存在する)が貧しい少女に、王女だと言って王様の城に名乗り出るよう勧める。疑い深い王妃は本物の王女であれば何か小さなものを置いただけで違和感覚えるはずだと考え少女の布団の下に大豆やエンドウ豆や麦わらを置くが、そのたびに猫が少女にそれを教え、少女は寝苦しかった風を装い周囲を欺き通す。
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