聶耳人の登場する作品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/12/02 16:50 UTC 版)
『鏡花縁』 聶耳国が旅の途中に舞台として登場する。耳が長いことは長寿の相であるから聶耳人は極めて長生きであろうと思われているが実際は古稀(70歳)まで生きる者もほとんどいないという設定がされている。 遊谷子『異国奇談和荘兵衛』後編(1779年) 和荘兵衛の漂流先として長耳国が登場している。腰に達するほど長い耳をしており、寒い季節には耳を頭巾のようにするなどして寒さを防ぐとされる。 葛飾北斎『北斎漫画』 第3編(1815年)に描かれている。「長耳聶」と書いて「ちょうじ」とよませている。 歌川国芳 朝比奈諸国廻り図(1829年) 朝比奈三郎が出会ったとされるさまざまな異国人物が描かれている錦絵。長耳国という表示の下に描かれている。 河鍋暁斎『朝比奈三郎絵巻』(1868年頃) 暁斎による絵巻物作品。朝比奈が訪れる異国のひとつとして登場している。耳を互いに結んで引っ張り合う耳相撲をして遊ぶすがたなどが工夫され描かれている。
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