老ローレンス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 09:16 UTC 版)
セオドア・ローレンスの祖父。一見気難しそうに思える老人だが、根は非常に優しく親切で、マーチ家では特にベスを愛していた(彼の亡くなった孫娘の面影を重ねてもいた)。ローリーの両親の結婚には反対で、それと関係してローリーが音楽をやることを嫌う。ローリーに対しては厳格でもあるが、一面では非常に甘い。何かとマーチ家の力になり、「ベア学園」には財産を遺贈する。作者は、この人物は母方の祖父のジョセフ・メイ大佐(メイ家はボストンの名家で、メイ大佐は著名なユニテリアンだった)であると語っている。作者の父の友人で、オルコット家を長年援助していた超越主義哲学者のラルフ・ウォルド・エマーソンもモデルと言われる。
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