翌月受け渡し
株式の売買で取引が成立すると、買い手と売り手の間で株券と代金を受け渡しします。これを「決済」と言い、受け渡しの実行日によっていくつか種類があります。最も多いのが「普通取引」と呼ばれるもので、決済を取引成立日を含んだ4営業日目に行います。その場合、月末3日前以降の取引は、受け渡しが翌月回しになります。このことを「翌月受け渡し」と言います。月末の受け渡しが翌月になった取引は「実質月替わり商い」と呼ばれ、相場の局面が変わることも少なくありません。例えば、2000年1月の取引では29、30日が休日のため、27日に成立した取引は引き渡しが2月1日、28日の取引は2月2日、31日の取引は2月3日となり、27、28、31日の取引が実質月替わり商いになります。
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