羊神社 (名古屋市)とは? わかりやすく解説

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羊神社 (名古屋市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/23 03:19 UTC 版)

羊神社

拝殿
所在地 愛知県名古屋市北区辻町5丁目26番地
位置 北緯35度12分26.8秒 東経136度55分35.2秒 / 北緯35.207444度 東経136.926444度 / 35.207444; 136.926444 (羊神社 (名古屋市))座標: 北緯35度12分26.8秒 東経136度55分35.2秒 / 北緯35.207444度 東経136.926444度 / 35.207444; 136.926444 (羊神社 (名古屋市))
主祭神 火之迦具土神天照大神[1]
社格 式内社村社[1]
本殿の様式 流造[1]
別名 神明、辻村神明、辻村明神
例祭 10月18日[1]
主な神事 左義長1月15日[1]
地図
羊神社
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羊神社(ひつじじんじゃ)は、愛知県名古屋市北区辻町に鎮座する神社。『延喜式神名帳』の尾張国山田郡「羊神社」に比定されている。

概要

江戸期まで神明と呼ばれており、春日井郡辻村氏神であった。創建年は不詳であるが、慶長年間の棟札が残るので中世以前と推定される。

当社は『延喜式神名帳』記載の尾張国山田郡「羊神社」、『尾張国内神名帳』記載の「従三位 羊天神」であるとするのが江戸中期以降の定説である[1]。ただし江戸後期の郷土史家である津田正生は、本来の羊神社は瀬古村の天神(現在の高牟神社)であるという異説を述べている。

社殿は天保9年(1838年)8月完成という記録が残る[1]明治5年、村社に指定される[1]。火除けの神として信仰され、第二次世界大戦においても氏子は空襲による焼失を免れたという[1]。また、羊の名から「火」を取った当地の地名「辻町」の由来であるという古伝がある[1]。また、社名は上野国多胡郡を支配していた多胡羊太夫が奈良の都に参上する際に立ち寄る屋敷があったことにちなむとされる[2]

境内末社

ギャラリー

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j 愛知県神社庁 1992, p. 3.
  2. ^ a b c d e f g h 式内 羊神社 由来略記”. 羊神社. 2016年3月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月3日閲覧。

参考文献

関連項目

外部リンク




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