織田信長、明智光秀とのエピソード
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「川端道喜」の記事における「織田信長、明智光秀とのエピソード」の解説
16世紀、川端道喜のちまきを巡っての織田信長、明智光秀らとの逸話が語り伝えられている。織田信長に関しては、上洛直後、世間に名が知れた川端道喜の「御所ちまき」を入手しようと、御所にちまきを買いに行ったとの意地の悪い笑い話が言い伝えられている。 「家の鏡」には、初代川端道喜は山崎の戦いを前にした羽柴秀吉の陣営と、対する明智光秀の陣営双方にちまきを送ったと記されている。川端道喜からの陣中見舞いのちまきを、浮足立っていた明智光秀は笹ごと食べてしまい、その姿を見た人たちは光秀の敗北を確信し、急いで光秀の許を辞去したとのエピソードが伝えられている。 しかし川端家では、教養が高く茶の湯の素養もあった明智光秀は、戦陣中で手もとに懐紙が無かったため、笹を広げて口元を隠しながらちまきを食べていた姿を、笹ごとちまきを食べているものと誤解されたものであると言い伝えられている。
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