緑色蛍光タンパク質 (GFP)
GFPは、低温の北太平洋で生息するクラゲから見つかったタンパク質である。GFPはアミノ酸のみから合成され、酸素を使ってタンパク質内で蛍光発色団が形成される。そのため、タンパク質合成できる細胞(すべての細胞)で蛍光マーカーとして研究のための道具としてよく用いられる。
たとえば、興味のあるタンパク質の遺伝子にGFP遺伝子を繋げておけば、そのタンパク質が生きている細胞の中のどこで働いているかを観察できる(タンパク質の局在化)。また、制御因子を含むDNA配列と繋げておけばどんな状況で発現されるか、といったことも観察できる(タンパク質の局在化 + 発現条件)。

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