緑簾石グループ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/27 07:26 UTC 版)
緑簾石グループ (Epidote Group) とは、ソロケイ酸塩鉱物で単斜晶系の結晶系を持つ鉱物グループの1つである。最新の定義は2006年にThomas Armbrusterを座長とする国際鉱物学連合・新鉱物命名分類委員会のチームにより造られたものである[1][3](日本からは赤坂正秀が参加している)。ただし、この時改称された三種については、ハンコック石の改名を巡り問題が発生し、従来の命名を尊重するガイドラインが設けられたことにより2015年から2016年にかけて元に戻された。また、灰簾石(Zoisite, [Ca2][Al3](Si2O7)(SiO4)O(OH))は直方晶系であるため緑簾石グループには含まれないことが確認された(多形の単斜灰簾石はグループに含まれる)。
- ^ a b c d e f Epidote Group mindat.org
- ^ 58.02.01a Epidote group (Clinozoisite subgroup) Mineralogy Database
- ^ Recommended nomenclature of epidote-group minerals
- ^ Manganiandrosite-(La) mindat.org
- ^ Epidote mindat.org
- ^ Hancockite mindat.org
- ^ Epidote-(Sr) mindat.org
- ^ Tweddillite mindat.org
- ^ Niigataite mindat.org
- ^ 日本から発見された新鉱物たち(一覧)→新潟石 / Niigataite (2016年に復活)、浜根大輔、東京大学物性研究所・電子顕微鏡室
- ^ Piemontite-(Sr) mindat.org
- ^ Uedaite-(Ce) mindat.org
- 1 緑簾石グループとは
- 2 緑簾石グループの概要
- 3 関連項目
- 緑簾石グループのページへのリンク