緑町駅 (長野県)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 緑町駅 (長野県)の意味・解説 

緑町駅 (長野県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/27 16:32 UTC 版)

緑町駅
みどりちょう
錦町 (0.3 km)
(0.4 km) 権堂
所在地 長野県長野市
所属事業者 長野電鉄
所属路線 長野線
キロ程 0.7 km(長野起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1928年昭和3年)6月24日[1]
廃止年月日 1981年(昭和56年)3月1日[1]
備考 1945年(昭和20年)8月10日の休止より再開せず廃止[1]
テンプレートを表示

緑町駅(みどりちょうえき)は、かつて長野県長野市にあった長野電鉄長野線の駅[1]。現在の市役所前駅よりやや権堂駅寄りに存在していた。

概要

長野電鉄の前身のひとつで、長野市と上高井郡須坂町(現・須坂市)の都市間輸送を目的に設立された長野電気鉄道は、省線(現・JR東日本長野駅を起点に工事を着工する予定でいたが、路線の予定図に長野市立長野尋常高等小学校鍋屋田部校(現・長野市立鍋屋田小学校)の校庭が入ることなどがネックとなって、権堂駅起点で工事を開始し開業することを余儀なくされていた。しかし、ルートを校庭から少し東へずらす事で解決、1928年昭和3年)6月24日長野駅 - 権堂駅間が開業してようやく目標が達成された。この時に錦町駅(現・市役所前駅)と共に開業したのが緑町駅である。

当駅は相対2面2線のホームを持ち、長野駅側にこぢんまりとした駅舎が置かれ切符の販売などを行っていたが、待合室はなかった。1945年(昭和20年)8月10日、戦時節電を理由に当駅は休止されそのまま終戦。長野市内にありながら戦後も当駅は復活されることなく荒れ放題となっていた。その間長野駅 - 善光寺下駅間の地下線(連続立体交差)化が計画され、1981年(昭和56年)3月1日から地下線での営業を開始。錦町駅へ統合されて市役所前駅となることとなったため、復活されないまま1981年(昭和56年)2月28日をもって廃駅となった。

歴史

脚注

  1. ^ a b c d e f g 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、340頁。ISBN 9784784071647 

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「緑町駅 (長野県)」の関連用語

緑町駅 (長野県)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



緑町駅 (長野県)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの緑町駅 (長野県) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS