緊急集会でとられた措置とは? わかりやすく解説

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緊急集会でとられた措置

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/30 15:20 UTC 版)

参議院の緊急集会」の記事における「緊急集会でとられた措置」の解説

緊急集会でとられた措置は、臨時のものであるため、次の国会開会10日以内開会算入)に衆議院同意得られない場合は、将来向かって失効する日本国憲法第54条3項)。 参議院の緊急集会において採られた措置対す衆議院同意については、その案件内閣から提出する国会法102条の4)。 緊急集会可決した法律予算は、直近の国会開会10日以内衆議院同意が必要となるが、この場合は、形式上は既に可決されているため「○○法律案」あるいは「○○予算ではなく○○法につき日本国憲法第五十四条第三項の規定に基く同意求めるの件」あるいは「○○予算につき日本国憲法第五十四条第三項の規定に基く同意求めるの件」というように「同意案件」として内閣から衆議院提出されるこのため通常の法律案審議のように条文修正議決をすることはできない同意不同意10日経過による自然失効のみ)。仮に衆議院多数意思が「本来であれば修正議決べき法案だ」のように「部分的同意」という場合は、一旦同意して当該法律効力確定させた上、改めてその法律一部改正する法律案議員提出するなどの手順が必要となる。 衆議院同意得られ場合は、その旨内閣告示として官報掲載される。この同意をもって前述の「公布文冠され冒頭部分」が消除されることはなく、当該部分そのまま残る。

※この「緊急集会でとられた措置」の解説は、「参議院の緊急集会」の解説の一部です。
「緊急集会でとられた措置」を含む「参議院の緊急集会」の記事については、「参議院の緊急集会」の概要を参照ください。

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