結線名称として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 15:13 UTC 版)
「TIA/EIA-568-B」の記事における「結線名称として」の解説
LANケーブル(ツイストペアケーブル)のケーブル終端のRJ-45コネクタにおけるピン配置とその結線順序は、以下のように終端名称としてT568AおよびT568Bと呼ばれる2つの方式が規定されている。 T568A/T568B RJ-45 結線図ピン配置ピン番号T568AT568B配線名配線色配線名配線色 1 3-tip 白緑 ストライプ 2-tip 白橙 ストライプ 2 3-ring 緑 単色 2-ring 橙 単色 3 2-tip 白橙 ストライプ 3-tip 白緑 ストライプ 4 1-ring 青 単色 1-ring 青 単色 5 1-tip 白青 ストライプ 1-tip 白青 ストライプ 6 2-ring 橙 単色 3-ring 緑 単色 7 4-tip 白茶 ストライプ 4-tip 白茶 ストライプ 8 4-ring 茶 単色 4-ring 茶 単色 10BASE-Tや100BASE-TXではツイストペアケーブルの中で送受に用いる伝送路が独立していたため、これらが主流であった1990年代は接続機器同士の仕様によって終端結線を変える必要があった。1000BASE-T以降では1ペアで送受が同時に行われる物理層方式が主流であり、さらにほとんどの場合は送受ピン自動判別機能(Auto MDI/MDI-X)が機器に備わっているため、これら終端結線を意識する必要性はほとんどなくなっている。
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